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認知症サポーター「上級者」の育成を強化【厚生労働省】 [その他]

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認知症について正しく理解し、
当事者と家族を手助けする
「認知症サポーター」のスキルアップに、
厚生労働省が今後本格的に取り組んでいきます。
認知症の人の増加に備え、
より専門的な知識を持った「上級者」を育成して、
地域にすむ認知症の人をサポートする活動です。

厚生労働省は
「上級者育成講座」の開催費用を補助する他、
教材を作成して講座を開く自治体や企業に
教材の使用を促していきます。

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認知症サポーターの資格を得るには、
地域、職場、学校などさまざまな所で開催される
1時間半程度の「認知症サポーター養成講座」を受ければ
取得することができます。

初年度の2005年度のサポーター数は約3万人でしたが、
2015年度末には約738万人と
ここ10年間で爆発的に増員されてきました。

介護施設は慢性的な人手不足が続いていて、
解消が見込まれることがないため、
今後日本社会は
地域でも認知症の人を支える必要があります。

厚生労働省は認知症サポーターのうち
意識意欲の高い人に
「上級者サポーター養成講座」を受講してもらって、
上級者サポーターの増員を図っていきます。

その上級者サポーターに認知症の人の
「見守り」や話を聞く 「傾聴」 にあたってもらう考えです。

これまで、認知症サポーター養成講座で、
「認知症の詳しいメカニズム」
「生活習慣病の予防法」
「服薬の知識」
「若年性認知症の知識」
などを学習する機会はあまりありませんでした。

厚生労働省はこうした内容をまとめた教材を作成していきます。

また、先駆的に上級サポーターを養成してきた自治体の取り組みを、
他の自治体に紹介することを進めていきます。

京都府綾部市(あやべし)では、
上級講座を受けた300人以上の「ゴールドサポーター」が
傾聴ボランティアなどとして活動しています。

厚生労働省は今後
「上級者サポーター養成講座」を増やしていき、
上級者サポーターに
地域の様々な場面で活躍してもらう社会を目指していきます。

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