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玉ねぎの栄養効果は「心筋梗塞、脳梗塞、がん」にパワーを発揮 [健康知識]
玉ねぎは江戸時代に長崎に外国から持ち込まれ、
栽培が始まりました。
しかし一般的な野菜となることはなく、
明治、大正、戦前、戦後と普及することはありませんでした。
日本で玉ねぎが一般的な野菜として家庭に浸透したのは、
昭和40年代です。
昭和40年代は家庭でお母さんが
カレーを作ることが一般的になった時期と
一致しています。
今ではごく普通の野菜の玉ねぎですが、
日本には、昔からあった野菜ではなく、
普及したのは意外と最近のことだったのです。
玉ねぎの効果効能が驚異的
野菜にはそれぞれ健康に効果がある大切な食材です。
その中でも玉ねぎは薬用成分に富んだ野菜です。
また料理の素材として非常に多くの利用方法のある野菜です。
しかも栽培が難しくなく、どんな土地でも栽培が可能です。
さらに貯蔵性も優れていることも特徴です。
玉ねぎの有効成分は安定していて、
長期間保存してもあまり成分が落ちることなく、
一年中安定して食べることができます。
春の「新玉ねぎ」は辛みが少なく生でサラダとして、
パリパリ食べることができ格別です。
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玉ねぎの薬用効果
玉ねぎの栄養素は実はたいしたことありません。
しかし、硫化アリルとケルセチンは
他の野菜にはあまり含まれていない成分が
豊富に含まれています。
この硫化アリルやケルセチンは、
血管をしなやかにしたり、
血栓を予防する効能があります。
現代人が多くかかる血管系の病気、
動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防に効果があります。
また、硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める効能があり、
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果、
脳や神経の機能を維持する効能効能があります。
しかし、硫化アリルは水に溶けやすい性質を持つため、
サラダなどで食べるときは水にさらしすぎないように注意しましょう。
お肉が好きな人は玉ねぎは絶対に不可欠な野菜
お肉はたんぱく源として利用されるので、
ほとんどがたんぱく質だと思いがちですが、
実際には多くの脂肪を含んでいます。
例えば牛の肩ロースは、
たんぱく質よりも脂肪のほうが圧倒的に多いのです。
脂肪が少ない輸入牛でも、半分は脂肪です。
また赤身の部分にも、かなりの脂肪が含まれています。
そのため肉を食べるということは、
大量の脂肪、つまり多量のコレステロールを取ることになります。
豚肉でも同じことがいえます。
そのため肉が大好きで毎日のように肉をたくさん食べる人は
血液中のコレステロールが増え、
血液・血管系の病気にかかりやすくなります。
一時的に血圧を下げたり、血液の凝固を防ぐ医薬品は処方されます。
しかし医薬品で血液・血管系の病気を根本治療することはできません。
玉ねぎを肉と一緒に食べると、
血液中のコレステロールの増加や、
それにともなう諸々の障害を防ぐことができます。
焼き肉に生じる発がん性物質を除去できる
という研究レポートも存在します。
特にお肉が好きでたくさん食べる人は
玉ねぎは積極的に食べなくてはならない野菜です。
まとめ
玉ねぎ料理レシピは膨大な数がネットで調べることができます。
きっとあなたの大好きな玉ねぎ料理レシピがあります。
あなたも玉ねぎの健康の効果効能を意識して、
頻繁に玉ねぎを日々の食事に取り入れましょう。
おいしい料理と、健康増進と一石二鳥です。
まだまだ、解明されていない玉ねぎの効果効能があるでしょう。
玉ねぎは私たちの心身に大きな好効果をもたらしてくれる野菜です。
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