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ビジネスランチ<接待昼食>の常識・心得・マナーとは [職場]

「良い関係を築きたい」。
そんな思いから取引先などをランチに誘う人は少なくありません。
ただ、うまくいけば関係を強化できますが、常識やマナーを心得ていないと逆効果になりかねません。
社外の人とのビジネスランチ<接待昼食>を成功させるためのポイントを知っておきましょう。

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クライアントをランチに誘うときの店選びが苦手という人は多いと思います。
人気の店や話題の店に連れて行ったが、思ったより反応が良くないこともあります。
どんな店がベストかは相手のタイプによるのです。

タイプは大きく3つに分かれます。
●常に同じ状態を好む「同一性重視型」
●少し違うものを好む「進展重視型」
●全く違うものを好む「相違重視型」

好みは事前に調査
例えば相手が「同一性重視型」(変化を嫌う)の場合、話題の店を予約してもさほど喜ばれない可能性があります。
逆に「相違重視型」(変化を求める)の人を、本人がよく行くような店に連れていっても、つまらない、と思われる恐れがあります。

相手のタイプを知るには、「いつもどんなお店に行きますか、話題の店に行ったりしますか」など事前にリサーチするといいでしょう。
落ち着いて話せる店を選ぶのは前提です。
苦手な食べ物も聞いておかなければなりません。

店の場所にも配慮しなければなりません。
店は相手の会社から近い方がいいです。
待ち合わせ場所は店がベストです。
相手よりも必ず先に店に着くように、早めに行くことが大切です。

ラポールを意識した会話に徹する
それほどかしこまる必要がない相手ならば、どこかで待ち合わせをして一緒に店に向かってもかまいません。
その際は無言で歩くのではなく、ラポールを意識した会話をすることが大切です。
ラポールとは心理学用語で、互いに信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり、感情の交流を行える人間関係ができている状態のことです。
例えば相手の歩幅に合わせて歩く。
「寒いですね」など相手が必ずイエスと答える言葉をかける。
「お住まいはどちらですか」など共通点を探す質問をする。

店で座る位置にも配慮します。
マナーとして相手に上座を勧めるのが基本ですが、大事なのは相手の好きな場所に座ってもらうことです。
二人で食事をする場合は対面より、可能ならばL字で座る方が相手に安心感を与えやすいものです。
店では自分の好きな料理を選びましょう。
相手と同じもの食べる必要はまったくありません。
好きな物を食べれば、それだけであなたの快感やモチベーションアップにつながり、ドーパミンが出て話がよりよい方向に進みます。
ただ、同じ料理ならば同時に運ばれてくるというメリットはあります。
また、違う料理であっても一緒に出してもらうようにお願いしてみるのもよいでしょう。

食事中は何を話せばいいか
ラポールを意識した会話をするのですが、前もってゴールと意図をイメージしておきます。
この「ゴール」とは、ランチを通して何を得るかという目標(例えば「契約を取る」)のことです。
「意図」とは、「おいしく楽しく」です。
ゴールを設定するだけでは、苦しみながら進むことになりがちです。
意図を実現することで、いつのまにかゴールにたどり着くものなのです。

アドバイスはNG
取引先と仲良くなりたい場合は、相手の好きなものについて質問し、聞き役に徹することが最大ポイントです。
次に、素敵だなと感じた点を率直に相手に伝えることです。
こうすることで相手の自己受容感が高まり、距離が縮まります。
人は自分をほめてくれた人のことは一生覚えているものです。

自分をアピールしたい場合は、相手のタイプ

「目的志向型」→目標があると、やる気が起こり、ゴールに向かってモチベーションが高まり頑張るタイプ

「問題回避型」→やる気になるのは、問題や解決すべき物事があるときに、やる気が起こるタイプ

かによって言い方を工夫します。

相手が社外の人か社内の人かを問わず、大切なのは「この人といると良い時間が過ごせる」と感じてもらうことです。
だからこそ、絶対にしてはいけないのは“アドバイス”です。
おせっかいだと相手が不快に感じた場合、二度と一緒に行きたくない、と思われかねません。

距離を縮めすぎるのも要注意
何でも言い合える関係になると悪口が出てくるようになるものです。
その際は、絶対に同意しないこと。
同意したら、「○○さんもそう言っていた」とどこで言われるか分かりません。
ネガティブな話はご法度と肝に銘じておきましょう。

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