レトルトカレー全国ランキング常連はこれだ！

レトルトカレーといえば、昭和の子どものソウルフード。

ただしジャンク食品に類するレトルトカレーの立ち位置は、お店や家庭の手作りカレーとは違い、やっぱり下だったことは確かです。

ところが、そのレトルトカレーが今や大進化をとげ、昭和時代のそれとは別物のように、おいしくなったともっぱらの評判なのです。



　
全国から500種類以上のレトルトカレーをそろえる最大のネットレトルトカレーショップ『地カレー家』の人気ランキング常連のレトルトカレーの強者の1例をあげておきます。


『地カレー家』のご当地レトルトカレー人気ランキング

（2014年1/1～12/31集計）



1位
「よこすか海軍カレー」 381円
日本のカレーのルーツといわれる日本海軍の味を再現。大きな具が特徴

2位
「飛騨牛ビーフカレー 」700円
サイコロ状にカットされた岐阜のブランド牛を存分に味わえる逸品

3位
「広島名産 かきカレー」（ 中辛） 540円
スパイスに負けない、かきのうまみをしっかりと感じられる

4位
「ぎょれんのこだわり 帆立カレー」（中辛 ）540円
メーンは帆立、食材の宝庫、北海道の山海の幸が隠し味に

5位
「秋田比内地鶏カレー 」（中辛 ）540円
日本三大美味鶏のひとつ、比内地鶏のコクのあるうまさが際立つ

6位
「ナイル辛口黒カレー 」391円
博多っ子に愛される名店『ナイルカレー』監修。大人の辛さが魅力

7位
「仙台勝山館牛タンカレー」 864円
創業300年を誇る、杜の都（もりのみやこ）迎賓館『勝山館』の肉厚牛タンをたっぷり味わえる

8位
「オホーツクの醍醐味！タラバ蟹カレー」 648円
封を切った瞬間、タラバ蟹の芳醇な香りが。食べる前から至福の時

9位
「長崎名物豚角煮カレー」 540円
島原麦みそを使ったルーはコクと深みがあり、トロトロの角煮が◎

10位
「金沢カレー 野菜 」432円
人気郷土料理店『壺屋壺亭』（つぼやつぼてい）の加賀野菜を使ったマイルドなカレー



もともとレトルトパウチ食品は、アメリカ陸軍が缶詰に代わる保存食として開発し、ＮＡＳＡの宇宙食に使われて世に知られることとなりました。

日本では1968年に大塚食品が「ボンカレー」を発売開始し、世界初の市販レトルトカレーとなりました。

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それから約半世紀が経ち、技術の発達で、地元で愛されていたお店の名物カレーや、町おこしで企画されたご当地カレーなどを、以前より安く、手軽にレトルト化することが可能となりました。

おいしいカレーが、ほぼ現地で食べるのと近い味で、全国どこにいても、いつでも食べられるようになったのです。
　

ネットレトルトカレーショップ『地カレー家』は、オリジナルカレーを工場で、レトルトカレーの商品化するサービスも行っています。

カレーの内容やパッケージの凝り方などにもよりますが、価格は1,000箱で40万～50万円から。

つまり最低ロットならば、1箱400～500円からオリジナル・レトルトカレーが作れてしまうのです。
　
万が一、在庫を抱えてしまったとしても、なんせ日持が強みのレトルトですから。

我家のカレーに絶対の自信があるそこらのお父さんやお母さんでも、全国展開を夢見て「ちょっとやってみるか」と思ってしまう価格です。

こうしてレトルト化が手軽になったことで、ここ10年あまりで何百というオリジナルカレーが誕生しました。


ここ10年、町おこしの三種の神器は「ゆるギャラ」「Ｂ級グルメ」「ご当地アイドル」といわれていますが、グルメの部でターゲットになりやすいのが食材をまとめる力が強いカレーです。

各地のＪＡや地元企業などが企画して、地元の看板食材を使ったバラエティー豊かなご当地カレーが、全国のあちこちで生まれたのです。

今やご当地カレーといえば、レトルトカレーを指すほどになっています。

ただし近年は過当競争になった結果、ブームに乗って安易に作ってしまったようなレトルトカレーは、消えていくものも少なくありません。

その一方で、よく研究されたおいしいレトルトカレーは、ますます人気が上がっているものもあります。

今のレトルトカレー界は、そんな感じなのです。



ご飯とお湯があれば5分で完成、しかも、何だ！このおいしさは！

あなたも、そんなレトルトカレーの世界を探訪して見ては。

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