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仕事上の接待マナー [マナー]

【料理を選ぶときはどんなことに気をつけるのか】
接待で料理の選択は最も重要なポイントです。

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相手が一人の場合は、好みの料理や嫌いな食材などあるかどうか率直に聞いて決めましょう。
ただし、ある程度の人数が集まる場合は、料理の品数を多くすることを念頭において選びましょう。
また、一番早く少なくなった料理は皆さんが好みの料理ですので、少なくなった皿をいつまでのテーブルに置いておかずに、同じ料理を再度注文することを皆さんに提案すると喜ばれます。
魚介類、肉類、野菜、豆腐類などをひと通り用意しておけば、なかには嫌いな料理があったとしても、「食べるものがない」ということにはならないはずです。

また、料理のセレクトはお店の人に相談するのが一番です。
相手の人数に関係なく最も無難なのは、コース料理を頼むことです。
その場合、デザートが不要と思われる場合は、違う一品に変更も可能かどうかお店の人に相談するとよいでしょう。
また、コース料理であっても、やはりそれだけではちょっと印象不足な接待になりかねませんので、もう1、2品、もてなしを意識して、相手にメニューを見せて、好みのものを追加することがおすすめです。

【上座、下座は部屋のタイプによって違う】
接待ともなれば席次が非常に重要です。
これを間違えると、その会は失敗となり、極めて失礼に当たります。
和室の場合、最も上位の席は床の間の前です。

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しかし、必ずしも床の間がある部屋ばかりではありません。
そこで、上座の条件として、
①床の間の前
②掛け軸がかかっている
③入り口から遠い
④庭や窓と反対側
⑤宴席の正面
⑦壁側
などがあり、部屋の中でそれらの条件をより多く満たしている席が上位席となります。

レストランなどは、一般的には入り口や階段から遠い席、庭があるなら窓に面した眺めのいい席が上席で、個室の場合もそれに準じます。

中華料理店などで円卓のある部屋を利用する場合は、やはり入り口から一番遠い位置が上座になります。
ただし、レストランはテーブルの配置もさまざまですので、わかりにくいときはお店の人に聞くのが得策です。
また、予約の段階で、接待であることを伝え、最もいい席、適した落ち着いた席をお願いしておきましょう。

テーブルでは主賓(接待される側の一番偉い人)とホスト(接待する側の一番偉い人)が向かい合わせに座ります。
しかし、大声で仕事の話をしなければならないテーブルや状況である場合は、隣り合わせに座っても問題ありません。

【料理以外に店選びのポイント】
店選びで気をつけたいのは、接待をする相手の会社からその店までの所要時間です。
どんなに料理がおいしい店でも、あまり遠い場所では来てもらうだけで相手に負担をかけてしまいます。
しかし、出張のついでの接待であれば話は別ですが、基本は相手が1時間以内の所要時間で行ける店を選定することが常識です。
また、遠方から迎える場合は、地元の人しか知らないような隠れた名店や眺望の美しい店など話題性のあるような店を選ぶと印象的な接待となることでしょう。

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タグ:接待 マナー
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